更新日:2022年3月29日(火)

間取りにお悩みの方へ。

こんにちは!広報のわかめです。

日本各地のサクラの開花・満開情報を耳にする時期となりました。
鳥取県でも、今週〜来週末には満開になりそうですね*

急に色とりどりな景色になる春は、なんだか気分が高揚したり、何かを始めたくなります ♪

さぁ、春から家づくりを考えていこう! とお考えの方、
絶賛、家づくり計画中です という方に向けて

先日、創伸で間取りを検討中のお客さまとの会話のなかで素敵だなと思ったハナシをシェアします!

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とても勉強熱心なお客さまです。その日は、ご自身で考えられた間取りを持参されていました。

その間取りを見ながら会話に出てきたのが、

「寸法感覚」

のオハナシ。

パッと、ポケットからメジャー(コンベックス)を取り出されました。

伺うと、最近メジャーを常備しているとのこと。
そして、家中や気になった場所の長さや大きさ、幅を測っているそうです。

すると、

「ダイニングテーブルは、180cmもいらないな。150cmで十分だ。」

以前お渡しした間取りを見ながら、

「人が通る通路は、こんなに広くなくても良さそうだ。」

「寝室の幅は、自分ならこの幅じゃ足りない。
子どもと寝ることを考えるともう少し広げないといけないな」

といったことが見えてきたそう。

そうして、ご自身で考えられた間取りを
その日、見せていただいたのです。

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なかなか、このお客さまのようにメジャーを携帯して、いろいろなところを測ってみて・・・

というのは、ハードルが高いと思う方も多いのではと思います。

ただ、身近な場所で居心地がいいところ・悪いところの寸法だけでも、一度測ってみると、新しい発見があるかもしれません。

「心地の良い幅、大きさ、広さ」は人それぞれ。
また、使い方によっても変わってきます。

近年は、10年以上前の住宅と比べると、
・家自体の性能が上がっている
・ご家族の人数が少ない
といった理由から、延べ床面積が25〜35坪ぐらいで建てられる方が多くなりました。

家の間取りを考えるときに、希望の広さの部屋を足していって予算内に収まるならいいですが、多くのお客様は広さの調整が必要になります。

もちろん、家づくりは人生の一大イベント。
とことんこだわり、理想の家を建てたいと思うのは当然です。

ただ、お財布の中身には限りがあります。

その限りがある中で、どこまで自分たちの理想や夢を叶えられるかを模索し続けるのが、家づくりの醍醐味ではないかとも思います。

そこで考えたいのが、「本当にその広さが必要なのか?」ということです。

ほとんどの建築会社さんでは間取りを考える際に、「尺モジュール」を採用されています。

▷尺モジュール 
建物を設計するときの基本的な寸法のこと。1尺=約30cmでとられた単位。他には、メーターモジュールがある。

このモジュールがあるおかげで、どのメーカーのサッシ(窓枠)や扉を使っても調整しないで取り付けれますし、大工さんも特別な注意を払わなくても工事を進められます。

このように、建築を効率的に進めるために、「尺モジュール」を基準に間取りが作られます。

ただ、心地のいい幅、大きさ、広さはみんな違うのに、
そのマス目に合わせて設計をすることが目的となっていないか?
ということは、考えないといけないかもしれません。

本当に、そのお客さまにとって
心地の良い、ちょうどいい大きさの家を考えるなら、

ある時にはそのモジュールから離れて、微調整をすることも必要だと考えています。

そんな工夫ができるのが、注文住宅の良さのひとつです。

先日のお客さまのように、自分にとってちょうどいい「寸法感覚」を持った上で間取りを目にすると、

ただ ◯帖 という “数字” ではなく、
自分にちょうど良い “広さ・大きさ” なのかを

判断できるようになります。

すると、間取りの見え方が変わってくるかもしれません。

また、完成見学会などに参加する際に見るべきポイントも

そこなのかもしれませんね♪

そんなことに改めて気づかせていただいたお客さま。

ありがとうございます。

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