4 もっと住まいを知る 住まいと健康

家族が安心して過ごせる住環境

人の健康と住まいは、密接な関係があります。きれいな空気、適度な湿度、明るくて風通しがいいなど、住まいの環境にもいろいろありますが、なかでも特に気を付けたいのは、ヒートショックや熱中症を引き起こす原因となる室内温度です。一般的な高気密や高断熱の家は、人工的な断熱材で囲って外気を遮断し、エアコンでコントロールしています。自然の生き物である人間が、密閉された無機質な空間で生活すると体に影響し、ひいては病気になる可能性も出てきます。創伸では、自然素材を使って透湿や通風を工夫しながら、できるだけムラのない室内環境を保つ家づくりを心がけています。そうすると、血圧の安定、循環器系の疾患の予防、睡眠が向上する、鼻や目の症状改善、空気中のウイルスの減少、カビやダニの発生を少なくするといったメリットがあり、以前より健康になったと感じる人も多いです。

人工的な化学物質の恐ろしさ

ホルムアルデヒドという言葉を聞いたことがありますか?アレルギーを持つ人には命に係わる有害物質で、以前は壁紙や合板の接着剤に使用されていましたが、今は厳しく制限されています。以前相談に来られたお客さまで、下地材のベニヤ板から出てくるホルムアルデヒドによって重度のシックハウス症候群になった方がいらっしゃいます。そのお客さまは、あるメーカーで家を建ててわずか2年で気を失うほどの症状が現れ、家の中に居ることができず、車中泊を繰り返す日々でした。そうしたなか、「一室でもいいから寝られる部屋が欲しい」ということで、試行錯誤の末にすべて栗の木と土壁で造りました。今では家の中で寝られるようになり、症状も少し軽くなったそうです。家づくりの際には、目に見えるところだけでなく、見えない部分の素材も気にしてみてください。大切な家族の健康に関わることですから。

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