更新日：2022年3月4日（金）

桃の節句もすぎ、日ごとに春めいてきました。

この冬は、雪の降る日や寒い日も多かったので、春が来るのが待ち遠しいですね ♪

そんな冬の間、２ヶ月前にお引き渡しをしたお客様に協力していただき、 「住みごこちレポート」 を記入していただきました。

2月中の雪が降った日に、室内の温度や湿度を記録していただいています。

ちなみに、このお家は
「とっとり健康省エネ住宅　N E―S T」の“ TG-2 ” に認定された住宅です。

全国的な基準で例えると、「HEAT20」という基準の “ G2 ” グレード相当の断熱性があります。

数値だけでは、ほんとうの住みごこちは分からないですが、

難しい話はよく分からない！という方も
これから家づくりを考えようと思っている方も

断熱性を高めると、何がどう変わるのか？

ぜひ、ご自宅の室温や湿度と比べてみてください！

｜2月5日(土) 天気：雪・曇り・西風強め

なんとこの日は、1日中
エアコンなどの暖房器具を使っていません。

つまり、無暖房の状態です。

このお家は南面に大きな窓があり
日中のちょっとした陽射しだけで快適に過ごせるほどに、部屋が暖まっていることがわかります。

｜2月6日(日) 天気：雪、曇り

この日は、午前中に肌寒く感じられて
2時間だけエアコンを使われています。

その結果、上昇した室温が何時間も保たれています。

アパートや築何十年も経っているお家にお住まいの方は、朝にエアコンやストーブで部屋を暖めても、夕方帰宅すると部屋の温度が１桁台になっていることもあるのでは？

お仕事で疲れて帰った家が暖かいと、

「ファンヒーターの前から離れられない！」
「部屋が暖まるまで、動きたくない！」

なんてことからも、おさらばできるかもしれません。

｜2月17日(木) 天気：雪

最高気温が１℃という寒い日ですが、室温は一番低くても１８.４℃

エアコンを使うときにも、室内の温度があまり下がっていないので、消費電力は少なくて済みます。

そうすると、電気代を抑えることができるので、家計にも優しいですね。

｜2月24日(木) 天気：雪

この日は、ずっとエアコンをつけっぱなしに。

26坪ほどの平屋のお家なのですが、とびらを開けておくと家中が暖かくなるそうです。

家の中に「寒くて行きたくない場所」がなくなると、
・お子様の体調を心配しなくて良くなる
・家事をするのがスムーズになる
・「夜中のトイレ」が少なくなる
などなど、さまざまな効果があるそうです。

何より「家の中なのに寒い！」と感じることが少なくなると
それだけで、少し穏やかな気持ちで過ごせそうです。

実際、2月下旬にご自宅へ伺った際も、旦那様は半袖で過ごされていました。

そして、まだまだ木の香りのする床は、陽射しを浴びてぽかぽか。

思わず寝転びたくなってしまうほど …

どこまで「断熱」にお金をかけたいかは、人それぞれ。

ですが、家づくりを考える方のほとんどが、
「今の住まいより、快適な住まいを建てたい」と思っておられます。

ひとつの目安として、今回のレポートが これから家づくりを考えられる方の参考になれば幸いです。