更新日:2022年2月2日(水)
お寺の改修工事が始まりました
2月から、米子市にある 曹洞宗のお寺さんの
本堂の改修に入らせていただいております。
畳の下地や土台の傷んでいる部分を直し、
今後も建物が長生きできるよう手入れをしていきます。
まずは、須弥壇(しゅみだん)といわれる
仏様や仏具を置く台が工事中に汚れないように移動させます。

そして、畳や下地材を撤去していきます。

さて、みなさん。 地面が見えているのがわかりますか?
撤去が全て済むと、こんな状態になりました。

神社やお寺、重要文化財などは、
コンクリートの基礎と土台をつなげる現在の建物とは異なり、
石の上に柱を立てる「石場建て」という建て方で建っています。
昔は、一般的な住宅でもこの「石場建て」で建てられていました。
ひょっとすると、、、
みなさんのおじいさん、おばあさんの家なら
このような建て方で建てられているかもしれませんね。
この「石場建て」で建てるメリットは、
・建物の床下に風が通りやすいので、腐りにくく、シロアリの被害も受けにくい
・柱の異常にすぐに気がつけて、傷んだ部分だけを直しやすい
・柱が石の上に乗っているだけなので、いわゆる「免震」効果がある
といった点が挙げられます。
「石場建て」で建てられた文化財が、何百年も改修を繰り返しながら
今にも残っていると思うと、日本の気候風土に合った建て方なのかもしれませんね。