更新日:2022年3月14日(月)
木材市場の特市がありました
先週、米子木材市場さんで木材の特別市(特市)がありました。
家づくりなどで使う木材は、冬の時期に伐採されたものが最適です。
創伸でも、1年間に使う量の原木を冬の時期に木材市でまとめ買いしています。
*その理由が気になる方は、コチラをお読みください。(新しいタブで開きます)
今は世界情勢の影響で、ロシア産の木材が入りにくい状況にあります。今後、杉やヒノキの需要が増え、値段が上がっていきそうです。(実際にちょっと上がってきています)
創伸では、原木でまとめて購入をしているので影響は少ないですが、家づくりをお考え中の方は、その辺りも考慮して計画を進めることをおすすめいたします。
そんな状況の中、先日の特市では 雑木(ぞうき、ぞうぎ)と呼ばれる、杉やヒノキのような建築資材と比べ、経済的価値が低いとされる木をたくさん買いました。
サクラ、クリ、ケヤキ、イチョウ、アカシア、梨、カエデ、エノキ、センダン、ホオノキ、ネムノキ、カシ、アスナロ、モミ、エンジュ、柿、椿、ムクノキ、クワ、クスノキ、だいだら(ハリギリ)、シデ、ミズキ、アベマキ …
よく聞く身近な木から、初めて聞くような木まで、たくさんの種類の木が出ていました。
「木の家」と聞くと、多くの方が「杉やヒノキ」がたくさん使われているんだろうな、と思い浮かべるかと思います。
そんな中、木をよく知り、家をつくる大工が見極めて買っているからこそ、言葉通り「適材適所」の木の家づくりができます。
実際の事例を紹介します。
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イチョウ の木をキッチンの背面収納の天板に使用しています。
イチョウの木には、殺菌効果があるのでキッチンにオススメ !
お寿司屋さんのまな板も、イチョウの木を使うそうです。
クスノキ を造作キッチンの面材として使っています。
まさしく、世界に一つだけのキッチン
このクスノキも、抗菌作用のある木です。
創伸では、キッチンだけでなく、ダイニングテーブルや洗面所のカウンターに使うこともあります。
こういうちょっとした豆知識って、誰かに話したくなりませんか??(私だけですかね …?笑)
そんな話のタネになる
なんだかちょっと愛着がもてる
そんな気遣い・木遣いをしています。
お客様が ほっと落ち着ける空間を
それが私たちのモットーです。